
大学生がオンラインバイトでスキル販売をするメリット・デメリットは?という疑問にお答えしていきます。
スキル販売の代表的な存在といえばココナラが挙げられますが、具体的にいえば「英文など翻訳業、イラストレーター業、各種講師業、ライター業」など自分に備わるスキルによってお金を稼ぐといったオンラインバイトになります。
ここでは実際に大学生が「スキル販売」に取り組んだ生の声を交えながら、これからオンラインバイトでライターを始めてみようかと考えるあなたの参考になればと思います。
大学生がオンラインバイト「スキル販売」で感じるデメリット

まず大学生が取り組めるオンラインバイト「スキル販売系」を実践された人がもつデメリットについて生の声をご紹介します。
オンラインバイト「スキル販売」のデメリット①
ココナラでスキル販売をして稼ぐ上で、私が良くないと感じる点としては主に2点ございます。
①案件が取れない:案件をとることが非常に難しいです。ココナラに出品している人の中にはバリバリのプロの方も多数いるので、その中でまだまだ経験が少ない大学生が案件をとるのは非常に難しいと思います。
②時給が安い:案件が仮に取れたとしても、価格競争で一般的な相場よりもかなり安い金額での受注になることが多いと思います。ぶっちゃけ普通にアルバイトをやった方がはるかに時給が良いこともあります。
オンラインバイト「スキル販売」のデメリット②
最も大きなデメリットは収入が安定しないという点。良くも悪くも自分の持っているスキル販売である「実力主義」であるため、仕事の案件が取れなければ収入は安定しない。
大学生はサークルや飲み会、趣味、生活費などにお金を多く費やし結構お金が必要になってくる。アルバイトであれば時間を割り当てることで毎月一定の給料が入ってくるが、スキル販売ではそのような安定がない。
ただスキルがあれば稼げるし、大学生のうちに経験しておくことで大きな力になる。
オンラインバイト「スキル販売」のデメリット③
そもそも大学生が自分自身のスキル販売を行うほど、何ができるか?といえば難しいことが多いと思います。結局は単純作業で終えてしまうことになり、通常のアルバイトと何も変わりません。
ただ実際にスキルを持っている方々にとってはメリットがあるアルバイトですが、スキル販売はオンラインで全てが完結してしまうので自分自身が面接に行ったり、PRすることがオンラインでしかできないのはヒューマンコミニケーションスキルを磨くことにつながりません。
オンラインバイト「スキル販売」のデメリット④
スキル販売とはあくまで買い手が「この人のスキルは買ってもいいかな」と思った時に初めて売り上げが発生するものなので、売り上げがゼロの時も珍しくはない。それに加えてスキル販売を行う場合は何らかのスキルを持っていることが前提なので、素人がこれを突然始めるというのはアルバイト以上に敷居が高い。
また依頼を受けてから作品を納品するまでの作業時間を確保しなくてはいけないため、試験前だったり日々のサークル活動などが忙しい大学生にとっては、スキル販売を行うのが少々厳しい場合もある。
ココナラやスキマのようなサイトを通しての依頼であれば受け手と依頼者の間にサイトが仲介されるので比較的安全ではあるが、そのようなサイトを通してではなく個人の口約束などで行う場合は、ごく稀にお金を支払わない人がいるのも面倒だ。
オンラインバイト「スキル販売」のデメリット⑤
私は「ランサーズ」でライティングのスキル販売をしましたが、大学生というのもあってかまず買って貰えません。初心者歓迎!と書いてある割には契約して貰えませんし、契約できたとしても対価に見合わない金額ばかりです。これをメインのアルバイトには出来ないなと思いました。
それに初心者が稼ごうとするとかなり時間が掛かりますので、あくまで隙間時間でちょっとしたお小遣いを稼ぐくらいでしかこういったオンライン在宅は使えないなと思いました。
大学生がオンラインバイト「スキル販売」で感じるメリット

つぎに大学生が「スキル販売」へ取り組んで感じたメリットについて生の声をご紹介します。
オンラインバイト「スキル販売」のメリット①
大学生がオンラインバイトでスキル販売をする良い点は2点あります。
①スキルが上がる:ココナラでスキル販売を行うと、案件をこなすごとに自分のスキルが向上していると感じます。大学生の時点で何かしらのスキルがあると社会に出ても有利になります。
②時給は自分次第:良くない点で時給が安いと書きましたが、逆に言えば効率よく仕事をこなしていくことができればアルバイトでは到底稼ぐことのできない金額の時給を稼ぐことができます。知ってる人で大学生のうちから時給3000円の人は実際にいます。
オンラインバイト「スキル販売」のメリット②
スキル販売系の良い点はアルバイトと異なって、お金を稼ぐためにスキルを身につけられる、どんなスキルが自分には必要なのか学べるということ。
アルバイトでは時給(時間を費やすことで)お金を稼ぐということに慣れてしまうので、オンラインでココナラのようにスキル販売をすることでお金になるという稼ぎ方は根本的に大切。
稼げないときは『働いてる時間が短いからだ‥』と考えるのではなく『どのようなスキルを身につけたら稼げるようになるのか?』と考える機会が得れた。大学生のうちにこれが学べるのと学べないのでは、社会人になってから大きな差になる。
オンラインバイト「スキル販売」のメリット③
授業の合間や突然時間ができたときに簡単に自分自身ができること、やりたい事をオンライン上でPRすることでアルバイトができるのは非常にメリットがあると思います。
また時間の使い方を有効にするためにも、私はスキル販売は非常に有効ではないかと思います。大学生にとって時間を有効に使うことは、学生時代をエンジョイするための非常に重要なポイントになってくると思います。
それでいてお金が儲かるのであれば言う事はないと思います。
オンラインバイト「スキル販売」のメリット④
自分は大学生でありながら、ある年までは家族からアルバイトを禁止されていた。
しかしそんな自分でもココナラのような「スキル販売」という方法でお金を稼ぐことはできた。というのも自分は趣味で絵を描いているため、イラストには自信があるからだ。
イラスト1枚仕上げるのも決して楽ではないし、当然それに見合った報酬が発生する。つまり依頼が立て続けにくると下手なアルバイトよりも高額を稼ぐことができる。
またスキル販売はアルバイトと違って個人で行う作業のため、時間や場所、対人関係などといった環境による縛りやストレスに捉われずお金を稼ぐことが出来るのも魅力である。
オンラインバイト「スキル販売」のメリット⑤
現役大学生の私は在宅アルバイトとして「ランサーズ」でデータ入力・データ収集等のスキル販売をしてみましたが、時給換算すると300円程度のお仕事でも家でぼーっとして時間を無駄にするよりよほど有意義な時間になりお金も多少ながら貰えます。
暇なときにちょっとしたお小遣い稼ぎとして、副業兼在宅サイトでスキル販売系のお仕事をするといった点では良い点だと思います。
また個人契約とはいえ、契約であり仕事なわけですからメッセージのやり取りなど、ビジネスマナーを意識してやり取りできるので大学生にとって将来に向けた貴重な一つの経験となると思います。
まとめ

大学生がオンラインバイト「スキル販売系」に取り組むメリット・デメリットについて生の声を交えながらご紹介してきました。
スキル販売系のメリット・デメリットをまとめると‥
- デメリット‥常に仕事があるわけではなく安定した収入が得られにくい。
- メリット‥人とのつながりやビジネスのスキルが身につき将来の勉強になる。
大学生がオンラインバイトで「スキル販売系」に取り組む場合、とくに利用しやすいスキルとしては外国語翻訳業、中高年向けIT機器の使用方法コーチング、英検・TOEICのオンライン授業などが適しています。
また取得している各種資格を活かせるような案件もたくさんあるので、いま自分にどんなスキルが備わっているのかを再度考えてお金に替えてみてはいかがでしょうか。
こちらも参考までに。
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